■ 月別アーカイブ: 2月 2015

平成27年3月22日 耳の日記念「那覇市耳の講演会・相談会」のお知らせ

2015年2月25日 水曜日

今年も耳の日(3月3日)を記念しまして「那覇市 耳の講演会・相談会」を
開催致します。
耳・聴こえ・補聴器でお困りなど、お気軽にご相談ください!

【日 時】平成27年3月22日(日)
【講演会】13:30~15:00(13:00開場)
【相談会】15:00~16:30
【場 所】ほしぞら公民館 3F(旧西武オリオン向かい)
【参加費】無料(市外のかた歓迎)
【主 催】那覇市難聴福祉を考える会
【共 催】特定非営利活動(NPO)法人沖縄県難聴福祉を考える会
【後 援】社会福祉法人 沖縄県社会福祉協議会
      社会福祉法人 那覇市社会福祉協議会

●講演会(13:30~)
①「長寿を楽しく生き抜くための耳の健康-百歳を越しても補聴器不要に!-」
講師:野田 寛(琉球大学名誉教授)
②耳が悪くなったかたの体験談(1~2名予定)
※講演後、体験談を話されたご本人さんが、質問・相談受付しております。

●相談会(15:00~)
※電話予約にて受付。先着10名様まで

・現在の耳の聴こえの状態を検査してみたい方
・耳の聴こえが悪くなって困っている方
・補聴器を購入したが耳に合わなくて困っている方

医 師:野田 寛
検査員:NPO法人沖縄県難聴福祉を考える会
     附属診療所「補聴相談のひろば」検査スタッフ

会場には、マイクの音を直接補聴器の中に入れる磁気ループを設置し、
必要な方には補聴器の貸し出し(20台有り。販売、レンタル料一切ありません)を
致しますので、聴こえに不安のある方もお気軽に御来場下さい。

☆補聴器の販売などは一切ございません。当会はNPO法人で、業者ではありません。

お問合せ:特定非営利活動(NPO)法人沖縄県難聴福祉を考える会事務局
(098)879-3952


  • カテゴリー: 新着情報
  • 投稿日:2015年2月25日 水曜日

耳の日記念「糸満市耳の講演会・相談会」のお知らせ

2015年2月10日 火曜日

今年も耳の日(3月3日)を記念しまして「糸満市 耳の講演会・相談会」を
開催致します。
耳・聴こえ・補聴器でお困りなど、お気軽にご相談ください!

【日 時】平成27年3月3日(火)
【講演会】 13:00~14:30 ( 12:30開場 )
【相談会】 14:30~16:00
【場 所】 糸満市役所3F C会議室(サンエーしおざきシティ裏)
【参加費】 無 料
【主 催】 特定非営利活動(NPO)法人沖縄県難聴福祉を考える会
【共 催】 糸満市役所介護長寿課
【後 援】 社会福祉法人 沖縄県社会福祉協議会
      社会福祉法人 糸満市社会福祉協議会

●講演会(13:00~)
①「長寿を楽しく生き抜くための耳の健康-百歳を越しても補聴器不要に!-」
講師:野田 寛(琉球大学名誉教授)

②耳が悪くなったかたの体験談(1名予定)

●相談会(14:30~)
※電話予約にて受付。先着10名様まで

・現在の耳の聴こえの状態を検査してみたい方
・耳の聴こえが悪くなって困っている方
・補聴器を購入したが耳に合わなくて困っている方

医 師:野田 寛
検査員:NPO法人沖縄県難聴福祉を考える会附属診療所「補聴相談のひろば」検査スタッフ

会場には、マイクの音を直接補聴器の中に入れる磁気ループを設置し、必要な方には補聴器の貸し出し(20台有り。販売、レンタル料一切ありません)を致しますので、聴こえに不安のある方もお気軽に御来場下さい。

☆補聴器の販売、勧誘などは一切ございません。当会はNPO法人で、業者ではありません。

お問合せ:特定非営利活動(NPO)法人沖縄県難聴福祉を考える会事務局
(098)879-3952


  • カテゴリー: 新着情報
  • 投稿日:2015年2月10日 火曜日

【論壇】高齢難聴者の放置が認知症を招く

2015年2月10日 火曜日

 年と共に聴えが衰えてくる。七十歳以上で約半数が、九十歳以上で殆んどの人が補聴器を必要とするほどになる。

 高齢化率が二十%を越し、七十歳以上が三千万人を越した我国では、約千五百万人が、当県でも約十五万人が難聴と推計され、その八十~九十%が、当県では九十~九十五%が補聴器不評のため使用していないので、コミュニケーション障害により、家族・社会より遊離・孤立し、精神的動物の人間は生きがいや生きる意欲を失い、閉じ込もり、寝たきり、認知症など、人間として生きて行けなくなると推察される。

 一人ひとり聴え方が異なるし、またメーカーにより音質が異なるので、これらを調整・選別して「適合補聴器」が得られれば、人生はそのまま継続、人によっては発展させられ、コミュニケーション良好で、家族・社会と良好に付き合い、正確な情報を得られるので、亡る直前まで自立、人生をエンジョイ、人間としての人生を全うすることが出来、これを理解する人が徐々に増えていることは喜ばしいが、片や前述の如く、人生を駄目にしてしまう人が未だ大多数で、このための介護費・医療費で増税など、国民生活を圧迫する状況になっているのは残念である。

 先般の厚生労働省の研究班の推計では、老人性認知症が四~五百万人の由、私共の推計でも殆んど同じと推計されているが、その大部分(八十~九十%)は「難聴の放置」によるもので、本来の認知症(アルツハイマーなど)はせいぜい十~二十%と推察され、認知症収容施設での聴力検査でも八十%以上が難聴であったと云う。

 高齢難聴者の大部分は、耳を養っている血管の動脈硬化による血流障害で、従って、予防が可能、進行停止も可能(同じ補聴器を使用するにも、聴こえが良い方がうまく使える)、更に音の歪み(聴覚細胞の障害により音の大きくなり方、濁り方が変り、音は聴えても言葉がわからない―高齢難聴者の特徴―、この歪み度の程度は測定可能で(正常者の何倍になっているか)、言葉の理解力の検査と併せて判定し、まずその対処を検討(補聴器は基本的には音を大きくするが、言葉をわかるようには出来ないが、その対処は可能)、併せて内耳血流障害の改善を指導する。

 まず難聴にならないように、なったら適合補聴器を獲得、亡る直前まで自立、人間としての人生を全うしてもらいたいものである。

特定非営利活動(NPO)法人沖縄県難聴福祉を考える会
附属診療所「補聴相談のひろば」
相談医・野田 寛(琉球大学名誉教授)


  • カテゴリー: 論壇
  • 投稿日:2015年2月10日 火曜日
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー